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プロカメラマンが教えるすぐに使える写真術
コンパクトカメラやスマホでも十分キレイな写真が撮れるコツを紹介
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【ポイント1】日中の写真対処法
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天気の良い日中、影が強く出過ぎたり、
逆光でうまく撮れずに苦労した事は無いでしょうか。
被写体が真っ黒だったり、霞が掛かったような写真だったり・・・。
プロの撮影の現場では、レフ板を使う、ストロボを使う、
被写体に露出を合わせるなどの組み合わせで撮影します。
日中の人物撮影で簡単にできることは・・・
1.内蔵ストロボを強制発光させる
(内蔵ストロボは光量が弱いので被写体に近付いて撮影する)
2.被写体に露出を合わせるようAEロック機能を使う
(一度被写体に寄りAEロックボタンを押すかやシャッターを半押しなど)
1.2ともに日中、顔が暗く写ってしまう時の対処法です。
半逆光の人物撮影で簡単にできることは・・・
1.レンズの前に手や黒画用紙などをかざして
レンズに直接光が差し込まないようにする
(かざした物が写らないように気を付ける。)
2.内蔵ストロボを強制発光させる
(内蔵ストロボは光量が弱いので被写体に近付いて撮影する)
できれば撮影者が太陽を背にして
日中でもストロボを使っていただくことで
お顔の影も弱まって、綺麗な写真に仕上がります。
また、逆光モードなどのあるカメラは設定をうまく使う事で
失敗のない写真に仕上がります。
なお、逆光での撮影は良い結果をもたらす事も多いため、
プロやアマチュア上級者はこの現象を理解した上でコントロールし
“あえて”逆光で撮影していますので
結婚式などで見かけても指摘しないであげて下さい。(笑)
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【ポイント2】曇天の日、室内の写真対処法
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曇天の日や夕方、室内、日陰など
十分な明るさのない時の撮影には
カメラの感度(ISO感度)を操作してみて下さい。
薄暗い場所では高感度(400〜)
明るい場所では低感度(〜200)を基準に設定します。
高感度(400〜)のメリットは
薄暗い場所でストロボを使わずに撮りたい時に、手ぶれを防ぎ
低感度(〜200)は高感度よりも動的な写真を撮れます。
また、カメラにもよりますが高感度側では写真にノイズがでやすく、
ザラザラした調子になりやすいのですが
低感度の方が肌の質感もなめらかです。
更にストロボを併用することで
人物の輪郭をハッキリとさせることができます。
(赤ちゃんの写真を印象的に撮りたい場合や
柔らかい光で効果的に撮りたい場合には
ストロボを使わずに感度設定とレフ版効果のある壁などを利用すると
素敵な写真に仕上がります。)
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【ポイント3】画素数と画質
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デジタルカメラの用語でよく使われる言葉“画素数”
よく「数値が多ければ多いほど綺麗?」と聞かれることがあります。
--それも間違ってません。が・・。
では何故高価なデジタル1眼カメラと安価なコンパクトカメラが同じような
画素数のものがあるのでしょうか?
使われている部品や材質が違う事もありますが
詳しくいうとセンサーの大きさが全然違うことやレンズの性能、
処理ソフトの能力などが全く違います。
(技術は日進月歩なのでそのカメラの発売時期も大きく影響します)
デジタルカメラの購入には少し前まで「画素数」を目安にすることも多かったのですが
最近では画素数はどのメーカーも揃ってきました。
今後は画質+使いやすさ+アフターサービスなども選ぶ基準にすると
良い買い物ができると思います。
口コミサイトなどでも情報が得られますので参考にしてみてはいかがでしょうか
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【ポイント4】画像サイズ
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デジタルカメラの設定には“画像サイズ”があります。
一般的にはL.M.SとあってLだとメモリーカードの記録枚数は少なくなり、
Sではたくさんの写真を記録出来ます。
もちろん写真のサイズが大きい程、画質も良いのですが
記録程度の写真を大きな画像でたくさん撮ってしまうと
あっという間にメモリーを費やしてしまいます。
画像サイズは“最終的にどの位の大きさでプリントするか”
によって決めれば良いのです。
当スタジオのハガキ全面が写真のポストカードの場合、 綺麗な仕上がりの為には300dpi以上の解像度が必要です。
この事を参考に他の目的での撮影にもお役に立てて下さい。
また、旅行などの時には後悔しないためにも
容量の大きなメモリーカードを多めに持っていく事をお薦めします。
メモリーカードの価格も年々下がっているようです。
また、 撮影前、撮影後には設定のチェックもお忘れなく
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【ポイント5】記録写真とイメージ写真
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記録として人物や集合写真を撮るなら
(失敗なく撮ることが第一目的であれば)
どこであってもストロボを使って
正面から撮っていくとほぼ間違い無いです。
結婚式での集合写真は証明写真ではこの方法が良いです。
逆にお子様や新郎新婦のアップを印象的に撮るなら
ストロボの直射をできるだけしないように撮ってみましょう
ストロボの光は硬いので影も濃くでてしまいますが
「室内でも(感度を上げて)ストロボを全く使わない自然光」や
「ストロボにティッシュペーパーを被せて発光」で
撮ってみて下さい。
見た目にも近く、自然な質感の写真が撮れ、印象的に仕上ります。
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【ポイント6】背景をぼかして撮る
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背景をぼかして人物をかっこよく撮影する方法です。
屋外ではズームレンズなら望遠側を使い、設定感度を低くして
「人物モード」があればその設定で撮影します。
人物と背景に距離があるほど背景がぼけて
人物が浮かび上がった写真になります。
室内でも手ぶれしない程度に感度を下げて
なるべく望遠側を使って撮影します。
人物にしっかりと寄って撮影すると
背景のぼけた印象的な写真になります。
野外でも室内でもなるべくストロボは使いません。
感度を下げると手ぶれしやすいのでご注意下さい。
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【ポイント7】カメラを構える時
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もう一歩、前へ
カメラにはズーム機能が付いたものがほとんどです。
その機能を否定するつもりはありませんが、特に人物を撮る時には
ぜひ“今よりもう一歩前”に近寄ってみて下さい。
余計な背景などが省略されて、より被写体が際立つと思います。
抽象的な言い方かもしれませんが、これも“写真のコツ”です。
撮影経験を重ねていくうちに理由もお分かりになって頂けると思いますが、
まずは“もう一歩前へ”です。
カメラをタテに構えてみる
いつもヨコにカメラを構えていませんか?
時にはカメラをタテに構えて撮ってみる事をお薦めします。
プロカメラマンの撮る人物写真にはタテにカメラを構えたものが多くあります。
もちろん雑誌の形状など理由は色々ありますが簡単にいえば、
“人はタテに長い生き物”だからです。
被写体の顔に注意がいくあまり、足が中途半端にプッツリと切れてしまう・・。
カメラをタテに構えればこんな写真にはサヨナラです。
縦位置の写真は記念アルバムのバリエーションも広がります。
アングルは目の高さだけじゃない
子供の写真を撮るときには子供の目線で・・。
よく言われていることですが、それでは子供の目線よりもっと下の
犬やネコの目線で子供を撮ったらどんな風景なのでしょう。
公園なら手前の草や花や土も写り込んできます。
子供の背景は(カメラ位置が低い事で)空の占める割り合いが増えていきます。
子供を見上げるような写真なんてちょっといいでしょ。
色々試してみてはいかがでしょう。
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【ポイント7】防水カメラの魅力
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フイルム時代からあったものの
デジタル時代になって更に手軽に購入、利用しやすくなった
“防水機能付きのカメラ”は海やプール、お風呂やキャンプの写真にも、
もちろんですが、防塵ともなっているはずですのでチリやホコリに強く
運動会などでも安心して使えます。
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